いい【飯】
米を蒸したり、炊いたりしたもの。麦・粟にもいう。めし。「家にあれば笥(け)に盛る—を草枕旅にしあれば椎(しひ)の葉に盛る」〈万・一四二〉 [補説]古くは米を甑(こしき)で蒸した強飯(こわいい)の...
いい【井伊】
姓氏の一。 [補説]「井伊」姓の人物井伊直弼(いいなおすけ)井伊直孝(いいなおたか)井伊直政(いいなおまさ)
いい‐ざま【言(い)様】
[名]ものの言い方。いいよう。「人を小ばかにした—」 [副]《「いいさま」とも》(「…といいざま」の形で)言うと同時に。言うやいなや。「『よし、行こう』と—立ち上がった」
とって
《助詞「とて」の促音添加。近世語》 [格助]句または文を受けて、引用を表す。…と言って。…と思って。「年玉にいい—、おらが所ぢゃあ、いかいこと買ったよ」〈滑・浮世風呂・二〉 [接助]活用語の...
ない‐で
[連語] 1 打消しの意を含んで下に続く意を表す。「仕事もし—ぶらぶらしている」「逆上(のぼせ)—至極よいお薬でございます」〈滑・浮世風呂・二〉 2 (「ないでください」「ないでほしい」などの形...
ナイス【nice】
[形動]見事なさま。かっこいいさま。すてき。すばらしい。「渋い—な中年」「—プレー」「—ショット」 [感]感心して称賛するときに発する語。「—、いいボールだ」
啖呵(たんか)を切(き)・る
《痰火がなおると胸がすっきりするところから》歯切れのいい言葉で、勢いよくまくしたてる。「江戸っ子が威勢のいい—・る」
とつ‐ぜん【突然】
[ト・タル][文][形動タリ]予期しないことが急に起こるさま。だしぬけであるさま。突如。「—として平野次郎が大変ありと言出(いいいず)るにぞ」〈染崎延房・近世紀聞〉 [副]に同じ。「—大声...
ちょうちょう‐し・い【喋喋しい】
[形][文]てふてふ・し[シク] 1 口数が多い。いいかげんで調子がいい。「珍しくお銀に—・く挨拶をして」〈紅葉・二人女房〉 2 おおげさである。「人皆勢利に走る世の習いとて—・く管待(もてな)...
と‐いい【と言い】
[連語] 1 (「…といい…といい」の形で)二つ以上の事柄を挙げて、それらのすべてを同じように評価することを示す。…も…も。…だって…だって。「色—形—すばらしい」 2 前述の事柄を受けて、さら...