剣(けん)は一人(いちにん)の敵(てき)学(まな)ぶに足(た)らず
《「史記」項羽本紀から》剣術は一人を相手にする技術にすぎないから学ぶ価値はない。天下を望む者は万人を相手とする兵法をこそ学ぶべきである。
堅(けん)を被(こうむ)り鋭(えい)を執(と)る
《「戦国策」楚策から》よろいかぶとを身に着け、武器を手に取る。武装する。
くだ・す【下す/降す】
[動サ五(四)] 1 高いところから低いところへ移す。 ㋐価値・地位などを低くする。「位を—・す」 ㋑流れを利用して、物を下流へ移動させる。「いかだを—・す」 2 中央から地方に派遣する。「使者...
こけ‐こけ【虚仮虚仮】
[副]ばかばかしいさま。いかにも間の抜けたさま。「まんざら遊ぶも—として居るし」〈滑・浮世風呂・四〉
こく‐せん【国宣】
国司や知行国主がその所領内に公布する文書。「いかでか—をば背(そむ)き申さん」〈今昔・一六・一八〉
心地(ここち)違(たが)・う
1 いつもと違って気分がすぐれない。病気になる。「—・ひ頭(かしら)痛けれども」〈今昔・一六・三二〉 2 いつものような落ち着きをなくす。慌てふためく。「心地も違ひて、いかなる事ぞ、誰がのたまふ...
此処(ここ)を踏(ふ)んだら彼所(あちら)が上(あ)が・る
互いに関連しあい、影響しあうことのたとえ。また、一方がうまくいけば、他方がだめで、両方そろってうまくいかないことのたとえ。
心地(ここち)無(な)・し
考えがあさはかである。思慮分別がない。「あないみじや。いかにしつる事どもぞ。常にかく—・き事どもをすること」〈宇津保・国譲上〉
こくさい‐きんきゅうえんじょたい【国際緊急援助隊】
海外で大規模災害が発生した際に政府が派遣する援助隊。警察・消防・海上保安庁などからなる救助チーム、医師や看護師などによる医療チーム、災害復興などの専門家チーム、自衛隊部隊などのこと。外務省やJI...
心(こころ)が騒(さわ)・ぐ
気持ちが落ち着かない。また、胸騒ぎがする。「出先で何かあったのではないかと—・ぐ」