いがみ【歪み】
《動詞「いが(歪)む」の連用形から》 1 「ゆがみ」に同じ。「石灯籠が此のやうに—が来ると、火をとぼすことがならぬ」〈松翁道話・二〉 2 悪者。悪漢。「かねて工(たくみ)の—の男、腕まくりして」...
いがみ‐あい【啀み合い】
互いに争うこと。「労使の—」
いがみ‐あ・う【啀み合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 動物が互いに吠(ほ)えたりかみついたりする。「牙をむいて犬が—・う」 2 互いに敵意をもって激しく争う。「兄弟が—・う」
いがみ‐の‐ごんた【いがみの権太】
浄瑠璃「義経千本桜」の登場人物。無法者であったが改心し、妻子を平維盛(たいらのこれもり)の妻子の身代わりにして自らも死ぬ。