にらみ‐よきん【睨み預金】
銀行が拘束預金としての措置はとらないが実質的には拘束をかけており、銀行に債務がある預金者が引き出せない状態にある非担保預金。
にら【韮/韭】
ヒガンバナ科の多年草。全体に特有のにおいがある。鱗茎(りんけい)は卵形で、細長く平たい葉が出る。秋、葉の間から高さ30〜40センチの茎を伸ばし、半球状に白い小花を多数つける。アジア大陸に分布、葉...
にょう‐とう【尿糖】
尿に排出されるブドウ糖のこと。 [補説]血液に含まれる糖(血糖)は、腎臓で濾過・再吸収されて血液に戻り、通常、尿には排出されないが、血糖値が一定濃度を超えると、尿に糖が混じるようになり、糖尿病が...
にか‐めいが【二化螟蛾】
メイガ科の昆虫。翅(はね)が黄褐色または灰褐色のガで、初夏と晩夏の年2回発生するが、北海道・東北では年1回、沖縄では年4回発生する。夜行性。幼虫は稲のほかアワ・トウモロコシなどの茎に食い入る大害虫。
におい‐か【匂ひ香】
《「においが」とも》匂いと香り。香気。「梅の花折ればこぼれぬ我が袖に—移せ家づとにせむ」〈後撰・春上〉
なか‐でも【中でも】
[副]多くのものの中で、特に。とりわけ。特別。「どれもいいが、—これが好きだ」
なで‐おお・す【撫で生す】
[動サ四]なでるようにかわいがって育てる。「なでしこは—・したりや、呉竹は立てたりや」〈かげろふ・中〉
なだ‐らか
[形動][文][ナリ] 1 傾斜の度合いがゆるやかなさま。「—な坂」 2 物の表面が角ばっていないさま。滑らか。「鏡という道具は…—に人の顔を写さなくては義理が立たぬ」〈漱石・草枕〉 「—なる石...
なでしこ【撫子/瞿麦】
1 ナデシコ科の多年草。山野に自生し、高さ約50センチ。葉は線形で白色を帯び、対生。夏から秋、淡紅色の花を開き、花びらの先は細く裂けている。秋の七草の一。とこなつ。かわらなでしこ。やまとなでしこ...
なで‐かしず・く【撫で傅く】
[動カ四]なでるように大切に世話をする。かわいがって育てる。「明け暮れまもりて、—・くこと限りなし」〈源・東屋〉