そ【俎】
[音]ソ(呉) [訓]まないた 1 いけにえを載せる台。「俎豆(そとう)/樽俎(そんそ)」 2 料理をする台。まないた。「俎上/鼎俎(ていそ)」
サクリファイス【sacrifice】
いけにえ。犠牲。 [補説]作品名別項。→サクリファイス
こくさく‐の‐きよう【告朔の餼羊】
《魯(ろ)の国で、告朔の意義が廃れて羊を供える儀礼の形式だけが残っていたので、子貢が形式だけのいけにえはやめるべきだと言ったとき、孔子が、告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという「論語...
ぞう‐ぼく【臓卜】
神にいけにえとして供えた動物を解体し、その内臓の形状によって物事の吉凶を判断し、予言すること。バビロニア・エトルリア・ローマなどで行われた。
き‐よう【餼羊】
古代中国で、告朔(こくさく)のときなどに供えたいけにえの羊。
ぎ‐せい【犠牲】
1 神、精霊などをまつるときに供える生き物。いけにえ。 2 ある目的のために損失となることをいとわず、大切なものをささげること。また、そのもの。「道義のために地位も財産も—にする」「—を払う」 ...
きょうせいちゅう【共生虫】
村上竜の小説。引きこもりの青年が、自分に宿る共生虫の生贄(いけにえ)を求めて街に出る。平成12年(2000)刊行。同年、第36回谷崎潤一郎賞受賞。
けっ‐しょく【血食】
いけにえの動物を供えて先祖の霊を祭ること。子孫が続いて先祖の祭りを絶やさないこと。
くしなだ‐ひめ【奇稲田姫/櫛名田比売】
日本神話の女神で、脚摩乳(あしなずち)と手摩乳(てなずち)の娘。八岐大蛇(やまたのおろち)のいけにえとなるところを、素戔嗚尊(すさのおのみこと)によって助けられ、その妻となった。稲田姫。
そ【俎】
古代中国の祭器の一。いけにえの肉をのせる脚つきの木製の台。