いしかわ‐じま【石川島】
東京都中央区佃(つくだ)の一部。もとは隅田川河口の島で、旗本石川八左衛門が徳川家光より拝領した。江戸時代、人足寄場が置かれ、またのち、水戸藩が日本最初の洋式造船所を設置した所。
いしかわ‐たけよし【石川武美】
[1887〜1961]出版人。大分の生まれ。婦人雑誌記者を経て、東京家政研究会(現、主婦の友社)を興す。大正6年(1917)、「主婦之友」を創刊。戦後、東京出版販売社長。
いしかわ‐どうぶつえん【いしかわ動物園】
石川県能美市にある動物園。平成11年(1999)開園。環境にやさしい動物園をめざし、バリアフリーも完備する。
いしかわ‐の‐しょうじゃ【石川精舎】
敏達天皇13年(584)蘇我馬子(そがのうまこ)が石川の自宅に百済(くだら)伝来の仏像を安置した仏殿。日本最初の寺で、橿原市石川町にある本明寺がその遺址といわれる。
いし‐がき【石垣】
石を積み上げてつくった垣。石壁。また、山や堤などの側面に石を積み重ねたもの。石崖(いしがけ)。
いしがき【石垣】
沖縄県の石垣島を占める市。パイナップル栽培が盛ん。黒真珠・八重山上布を特産。人口4.7万(2010)。
いしがき【石垣】
京都市の石垣町のこと。東山区宮川町付近をいう。寛文10年(1670)鴨川に石垣で護岸工事をしたところからの名。色茶屋が多かった。いしがけまち。
いしがき‐いちご【石垣苺】
石垣栽培の方法で栽培したイチゴ。《季 冬》
いしがき‐がい【石垣貝】
⇒蝦夷石陰貝(えぞいしかげがい)
いしがき‐さいばい【石垣栽培】
丘陵の南斜面に石垣やブロックを組み、イチゴなどを植えて、石などの放射熱を利用して生長を促す栽培方法。