にしき‐の‐みはた【錦の御旗】
1 赤地の錦に、日月を金銀で刺繍(ししゅう)したり、描いたりした旗。鎌倉時代以後、朝敵を征討する際に官軍の旗印に用いた。錦旗(きんき)。 2 自分の行為・主張などを権威づけるために掲げる名分。「...
にだいせいとう‐せい【二大政党制】
二つの大政党が相互に政権を争い、選挙で勝った党が政権を担当する政党政治。米国の共和党と民主党、英国の保守党と労働党などの例が典型。二党制。 [補説]日本では戦後、自由民主党による一党優位...
にちべい‐しゅうこうつうしょうじょうやく【日米修好通商条約】
安政5年(1858)江戸幕府と米国との間で結ばれた通商条約。日米和親条約で既に開かれていた箱館のほか、神奈川・長崎・新潟・兵庫の開港(ただし開港となっていた下田は鎖港となる)、公使の交換、江戸・...
にちがつとうみょう‐ぶつ【日月灯明仏】
過去世において法華経を説いた仏。同名の2万の仏が続いて出て説いたといい、最後の仏の子八人のうちの一人が燃灯仏(ねんとうぶつ)であるとする。
にたり‐くじら【似鯨】
ナガスクジラ科のヒゲクジラ。全長約13メートル。赤道域から冷帯境界域の暖水域に分布。1940年代末に識別されるまでイワシクジラと同種として扱われていたが、腹部の畝(うね)が長く、ナガスクジラに似...
ネオ‐ファシズム【neo fascism】
主にイタリアでの、外国人労働者の排斥などを訴える政治思想。第二次大戦後に否定されたファシズム体制の、治安面や所得再分配などの政策を再評価する。イタリア社会運動(国民同盟)などの政党の理念となった。
ね‐ぐせ【寝癖】
1 寝ている間についた髪の毛のくせ。「—のついた髪」 2 寝ている間に、からだを動かしたりするようなくせ。「—が悪い」 3 子供が寝つくときにぐずったりするくせ。
バーゴ【Virgo】
イタリア・フランス等が共同開発した重力波望遠鏡。イタリア北西部の都市ピサの近郊に設置。基線長3000メートルのレーザー干渉計により、特に低周波の重力波を検出する。2003年に完成。2016年に検...
ノビ‐サド【Novi Sad】
セルビア北部にある同国第2の都市。ボイボディナ自治州の州都。ドナウ川左岸沿いに位置する。17世紀末、オーストリア軍が対岸のペトロバラディン要塞と連携して築いた陣地に起源し、オスマン帝国からのセル...
ノモンハン‐じけん【ノモンハン事件】
昭和14年(1939)5〜9月にノモンハンで起こった軍事衝突事件。満州国とモンゴル人民共和国の国境で勃発した両国警備隊の交戦をきっかけに、満州国を支配していた日本と、モンゴルと相互援助協定を結ん...