したきり‐すずめ【舌切り雀】
日本の昔話。原型は宇治拾遺物語に「腰折れ雀」の話がみえる。心やさしい爺(じじ)のかわいがっていた雀が糊(のり)をなめたので、意地悪な婆(ばば)は怒ってその舌を切って追い出す。爺は雀の宿をたずねて...
ふさが・る【塞がる】
[動ラ五(四)] 1 あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が—・る」 2 物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで—・る」「道が...
こ‐ぶん【古文】
1 江戸時代以前の文。また、高等学校国語科の古典教材中、江戸時代までの国文の称。 2 唐以後、四六駢儷体(べんれいたい)(四六文)に対して、秦漢以前の経史子家の用いたような散文の文体。 3 ...
お‐いた
《「いた」は「いたずら」の略》いたずら。多く、母親が幼児に対して用いる。「もう—はやめなさい」
て‐ばな・す【手放す】
[動サ五(四)] 1 手に持っていたものを放す。手元から放す。「捕まえた虫を—・す」 2 所有していたものを人手に渡す。「家屋敷を—・す」 3 目をかけていた部下や子供を手元から放す。「娘を—・...
て◦た
[連語]《連語「ている」に過去の助動詞「た」の付いた「ていた」の音変化。上に付く語によっては「でた」とも》…ていた。「窓がしまっ—◦た」「子供が泳いでた」
コバリド【Kobarid】
スロベニア西部の町。イタリアとの国境に近く、ソチャ川上流に位置する。この地における第一次大戦中のイタリア軍の戦い(カポレットの戦い)と敗走は、ヘミングウェイの長編小説「武器よさらば」に描かれた。...
しすい‐かい【志帥会】
自由民主党に存在した派閥の一。近未来政治研究会(山崎派)が離脱した後の政策科学研究所のメンバーに、清和会から離脱していた亀井静香らが合流し平成11年(1999)に発足。当初は参院有力者らが会長を...
プライマリー‐バランス【primary balance】
国の財政収支で、国債などの借入金を除いた税収などによる歳入から、国債の元利払い費など、過去の借入金返済に要する経費を除いた歳出を引いたもののこと。この収支が均衡するとは、現世代の国の財源に対する...
みち【道】
《原題、(イタリア)La strada》1954年公開のイタリア映画。フェリーニ監督の出世作として知られる。粗野な旅芸人と、無垢な女性の関係の末路を、ロータ作曲のテーマ音楽にのせて描く。第15...