いちねんせい‐しょくぶつ【一年生植物】
種子から発芽して、開花・結実ののち1年以内に枯死する草本植物。春に発芽して年内に枯死するものと、秋に発芽して翌春開花・結実するものとがある。後者は越年生植物ともよばれる。一年生草本。一年草。
いちねん‐そう【一年草】
「一年生植物」に同じ。
一念(いちねん)天(てん)に通(つう)ず
物事を成し遂げようと一心になれば、それが天に通じて、必ず成功する。
一年(いちねん)の計(けい)は元旦(がんたん)にあり
⇒一日(いちにち)の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり
いちねんのぼっか【一年の牧歌】
河野(こうの)多恵子の小説。結核を患った女性の、1年間の禁欲生活を描く。昭和55年(1980)刊行。同年、第16回谷崎潤一郎賞受賞。
いちねん‐ふしょう【一念不生】
仏語。心中に一つの妄念さえ起こらない境界(きょうがい)。
いちねん‐ほっき【一念発起】
[名](スル) 1 あることを成し遂げようと決心する。「—して芸道に励む」 2 仏語。一心に悟りを求める心を起こすこと。
いちねん‐むぎ【一年麦】
年が明けてからまく麦。収穫がないので、何の役にも立たないことのたとえ。
いち‐の‐いた【一の板】
兜(かぶと)の錏(しころ)や、鎧(よろい)の草摺(くさずり)、大袖、栴檀(せんだん)の板などの最も上の板。
いち‐の‐いと【一の糸】
三味線・琴などの第一の弦。最も太く、調子は最も低い。