たき‐ま・す【焚き増す】
[動サ五(四)]ますます燃やす。よりいっそう火をたく。「今朝よりはいとど思ひを—・てなげきこりつむ逢坂の山」〈新古今・恋三〉
つばめのす【燕の巣】
《Lastivchyne hnizdo/Ластівчине гніздо》ウクライナ南部の都市ヤルタの近郊、アイトドール岬にあるネオゴシック様式の城。1912年にドイツ人の富豪により建造。黒海...
ひと‐ぞう【一族】
《「ぞう」は「ぞく(族)」の音変化》同族。一門。いちぞく。「今はいとど—のみ、かへすがへす栄え給ふこと限りなし」〈源・賢木〉
なみ‐の‐せきもり【波の関守】
波を関守に見立てた語。「都に帰る夢をさへ通さぬ—に、いとど涙を催され」〈太平記・二〉
ひとげ‐な・し【人気無し】
[形ク]人並みでない。まともな人間らしくない。「いとど—・く人にも侮られ給ふ」〈源・東屋〉
なき‐まさ・る【泣き勝る】
[動ラ四]ますます激しく泣く。「いとど—・りて、あやにくなる気色なれば」〈狭衣・一〉
でい‐すい【泥酔】
[名](スル)《「泥」は、水がないとどろのようになるという虫の名》正体をなくすほど、ひどく酔うこと。「—するまで飲む」「—状態」
ながめ【長雨/霖】
《「ながあめ」の音変化》長く降りつづく雨。和歌では多く「眺め」と掛けて用いる。「つれづれと—ふる日は青柳のいとどうき世にみだれてぞふる」〈紫式部集〉
文目(あやめ)も分(わ)か◦ず
1 暗くて物の模様や区別がはっきりしないさま。「—◦ぬ暗の夜なれば、ここを何処としるよしなけれど」〈逍遥・当世書生気質〉 2 物事の分別がつかないさま。「あらはれていとど浅くも見ゆるかな—◦ず泣...