いなか‐みそ【田舎味噌】
麦味噌のこと。色は黄白色から赤褐色まで、味は甘口・辛口がある。
いなか‐みち【田舎道】
田舎の道。「—こぼれたやうに家があり」〈柳多留・八〉
いなか‐むしゃ【田舎武者】
「田舎侍」に同じ。
いなかむすめ【田舎娘】
《原題The Country Girl》オデッツの戯曲。3幕。1950年初演。ジョージ=シートン監督、ビング=クロスビー、グレース=ケリー主演による映画化作品は「喝采(かっさい)」の邦題で知られる。
いなか‐め・く【田舎めく】
[動カ五(四)]物腰や服装などが田舎風に見える。「—・いた風景」
いなか‐もの【田舎者】
1 田舎の人。田舎育ちの人。 2 不作法な人、やぼな人をののしっていう語。また、みずからをへりくだっていう語。 [補説]作品名別項。→田舎者
いなかもの【田舎者】
《原題、(イタリア)I rusteghi》ゴルドーニによる戯曲。3幕の喜劇。1760年初演。ベネチア方言で書かれた作品。
いなか‐や【田舎家】
1 田舎の家。また、粗末な家。田家(でんか)。 2 茶室などにするために建てた田舎風の家。
いなか‐やくしゃ【田舎役者】
田舎芝居の役者。また、へたな役者。
いなか‐わたらい【田舎渡らひ】
田舎に行って生活すること。また、行商などで地方を回り歩くこと。「—しける人の子ども」〈伊勢・二三〉