いもの‐し【鋳物師】
鋳物をつくる職人。いもじ。
いもの‐じゃく【鋳物尺】
鋳物用の木型をつくるときに使う物差し。溶けた金属が冷えて固まると収縮して小さくなるため、実際の寸法より目盛り間隔を長くしてある。鋳物差し。延び尺。木型尺。
いもの‐ずな【鋳物砂】
鋳物用の鋳型をつくるために用いる砂。強度が大きく、耐火性・通気性・伸縮性などがよいものを使う。鋳型砂。
芋(いも)の煮(に)えたも御存(ごぞん)じない
芋が煮えたのか煮えてないのかの区別もつかない。世間知らずな者をあざけっていう言葉。
いものほうろう‐なべ【鋳物琺瑯鍋】
鋳鉄(ちゅうてつ)に琺瑯(ほうろう)を焼き付けた鍋。熱効率がよく保温性に優れるため、煮込み料理などに向く。
いもの‐ぼり【鋳物彫(り)】
鋳造したものに彫刻すること。また、その製品。
いも‐の‐やま【芋の山】
連歌の用字法(修辞法)の一。語を転倒して、意味を強く印象づける手法。「山の芋」とあるべきところを「芋の山」とする類。
いも‐ばん【芋版】
サツマイモなどを輪切りにした面に、文字や図案を彫りつけた版。絵の具や墨を塗って紙や布に押す。
イモビ‐カッター
《「イモビ」は「イモビライザー」の略》イモビライザーという自動車の盗難防止装置を不正に解除する器具。車体の電子制御装置に登録されたIDコードを書き換え、エンジンを始動させるもので、高級車の窃盗に...
イモビライザー【immobilizer】
自動車盗難を防ぐための電子装置。鍵に組み込まれたIDコードと車両のIDコードが一致しないとエンジンを始動できないようにしたもの。合い鍵などで自動車に侵入されても、エンジンを動かせないので盗まれにくい。