めい‐ぶん【銘文】
銘として、金石・器物・像などに刻まれた文字・文章。金石文。めいもん。
名所(めいしょ)に見所(みどころ)なし
景勝の地には、これといって見る価値のある場所はないものである。名は必ずしも実を伴わないことのたとえ。
むろ‐あじ【室鰺/鰘】
アジ科の海水魚。全長約40センチ。体はやや細長く、ぜんごとよぶ硬いうろこが尾部にしかない。体側中央に赤褐色の縦帯がある。本州中部以南に産し、マアジより暖海を好む。よく似て尾びれの赤いものはオアカ...
目(め)が高(たか)・い
よいものを見分ける能力をもっている。「これをお選びになるとは—・い」
目(め)が肥(こ)・える
よいものを見慣れて、よしあしを見分ける力が増す。「古美術品には—・えている」
めい【溟】
[音]メイ(漢) [訓]くらい 1 小雨が降って暗い。「溟濛(めいもう)」 2 海。「溟海/滄溟(そうめい)・南溟・北溟」
めいぎ‐かぶ【名義株】
株主名簿に記載されている株主と、実質的な所有者が異なる株式。他人の名義を借りて取得したものや、名義の変更が適正に行われていないものなどで、税法上は実質的な所有者の資産とみなされる。
めいおうせいがた‐てんたい【冥王星型天体】
《plutoid》太陽系外縁天体に属する準惑星の総称。海王星の軌道外にあり、太陽を周回する天体のうち、惑星としての定義を満たさないものを指す。2008年に国際天文学連合(IAU)により正式名称と...
むか‐ばき【行縢/行騰】
遠行の外出・旅行・狩猟の際に両足の覆いとした布帛(ふはく)や毛皮の類。中世の武士は騎馬遠行の際の必需品とし、シカの皮を正式として腰から足先までを覆う長いものを着用した。現在も流鏑馬(やぶさめ)の...
むか‐ご【零余子】
葉の付け根にできる、多肉で球状の芽。地上に落ちると根を出して、新しい個体となる。ヤマノイモでは茎、オニユリでは鱗片葉が変化してできる。鱗芽。珠芽。肉芽。ぬかご。《季 秋》「雨傘にこぼるる垣の—か...