りょう‐せん【良賤】
律令制で、良民と賤民。また、身分のよいものといやしいもの。
より‐すぐ・る【選りすぐる】
[動ラ五(四)]多くのよいものの中から、さらによいものを選び出す。えりすぐる。「—・られた逸品」
ずいき【芋茎/芋苗】
《語源未詳》サトイモの葉柄。ふつう、赤茎のものを酢の物・煮物などにして食べる。干しずいきは、いもがらという。《季 秋》「—さく門賑はしや人の妻/太祇」
そうじ‐きかん【相似器官】
相似の関係にある器官。鳥の翼と昆虫の翅(はね)とコウモリの飛膜、サツマイモの芋とジャガイモの芋など。
そうか‐びょう【瘡痂病】
ジャガイモや柑橘類などの葉・茎・果実・塊茎にかさぶた状の病斑が生じる病害の総称。病原はそれぞれ異なり、ジャガイモは放線菌または原生生物のネコブカビ類、柑橘類は子嚢菌類(しのうきんるい)による。
ももちゃん【モモちゃん】
松谷みよ子による児童文学作品のシリーズ名。著者自身の家族をモデルに、家族の生活、二人の娘、モモちゃんとアカネちゃんの成長を描く。昭和39年(1964)刊行の「ちいさいモモちゃん」にはじまり、平成...
そう‐こう【糟糠】
1 酒かすと米ぬか。転じて、粗末な食べ物。 2 値打ちのないもの。つまらないもの。「清盛入道は平氏の—」〈平家・四〉
やまと‐いも【大和芋】
1 ナガイモの一品種。芋は手のひら状の塊をなす。とろろなどにして食べる。 2 サトイモの一品種。芋は淡紅色。
柳(やなぎ)に雪折(ゆきお)れ無(な)し
柳の枝はよくしなうので雪の重みで折れることはない。柔らかいものは、堅いものよりかえってよく持ちこたえるというたとえ。
ゆき【雪】
1 雲の中で水蒸気が昇華し、成長した氷の結晶となって降ってくる白いもの。また、それが降り積もったもの。結晶は六方対称形が多いが、気温や水蒸気の量により形はいろいろ変わる。《季 冬》「宿かさぬ灯影...