と‐そう【抖擻/斗藪】
[名](スル)《(梵)dhūtaの訳。音字は頭陀》仏語。 1 衣食住に対する欲望をはらいのけ、身心を清浄にすること。また、その修行。とすう。 2 雑念をはらって心を一つに集めること。「いよいよ精...
ない‐しょう【内証】
1 仏語。自己の心の内で真理を悟ること。内面的な悟り。 2 表向きにせず、内々にしておくこと。外部には隠しておくこと。また、そういう意向。内密。ないしょ。「—にてのお掛合いも愈(いよいよ)手切と...
でんか‐の‐ほうとう【伝家の宝刀】
家に代々伝わる大切な刀。転じて、いよいよという場合にのみ使用するもの。切り札。「—を抜く」 [補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「伝家の宝刀」を...
つよ・る【強る】
[動ラ四]強くなる。ふるいたつ。「御方(みかた)の軍勢は皆兵粮(ひゃうらう)に疲れ、敵陣の城にはいよいよ—・り候はんか」〈太平記・一六〉
で‐ばん【出番】
1 仕事・舞台などに出る番。「—が近づく」 2 問題解決などのためにその人の登場すべき場面。「ここまでこじれては、いよいよ先生の—だ」 3 江戸時代、商家の奉公人が公休日をもらう番。藪(やぶ)入...
いい‐ののし・る【言(い)罵る】
[動ラ五(四)] 1 大声で悪口などをわめき散らす。「人前で—・る」 2 口々に大きな声で言う。やかましくうわさする。言いさわぐ。「いよいよ(僧都ヲ)いと尊きものに—・る」〈源・手習〉