か【苛】
[常用漢字] [音]カ(呉)(漢) [訓]さいなむ いら 1 きびしい。むごい。「苛酷・苛税・苛政・苛斂(かれん)」 2 いらいらさせる。ちくちくする。「苛性」
心(こころ)急(せ)・く
気がせいて、いらいらする。心がいらだつ。「一刻も早くと—・かれる」
業(ごう)が煮(に)・える
物事が思うように運ばないで、いらいらする。「—・えてならん」〈白鳥・牛部屋の臭ひ〉
か‐かくせい【過覚醒】
強いストレスを受けたときに生体防御反応として起こる緊張状態が、ストレスが解除された後も持続する状態。睡眠障害(入眠・睡眠維持の困難)、わずかな刺激に対するいらいら、怒りの爆発、集中困難、過度の警...
おもい‐いら・る【思ひ苛る】
[動ラ下二]気持ちがいらいらする。あせる。「乳母(めのと)よろづに、いかで人並々になさむと—・れしを」〈源・手習〉
しょう‐そう【焦燥/焦躁】
[名](スル)いらいらすること。あせること。「事業の失敗に—する」「—感」
いら‐だち【苛立ち】
《動詞「いらだつ」の連用形から》思うようにならず気持ちが高ぶること。いらいらする気持ち。「煮えきらない態度に—を覚える」
いら‐だ・てる【苛立てる】
[動タ下一][文]いらだ・つ[タ下二]気持ちをいらいらさせる。いらだたせる。「ささいなことに神経を—・てる」
いら‐だ・つ【苛立つ】
[動タ五(四)]気持ちがいらいらして、じっとしていられなくなる。じれる。「—・つ気持ちを抑える」「じらされて、心が—・つ」 [動タ下二]「いらだてる」の文語形。
いらち【苛ち】
[名・形動]《動詞「いらつ」の連用形の名詞化》いらいら、せかせかとして落ち着かないこと。また、そのような人やさま。「—な人」