いら・つ【苛つ】
[動タ五(四)]気持ちが落ち着かなくいらいらする。いらだつ。「待ちかねて気を—・ちながら」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 [動タ下二]物事を早くするようにせきたてる。「下り候へ、と—・てけれども」...
いら‐つ・く【苛つく】
[動カ五(四)]思うようにならず、いらいらする。「仕事がはかどらず—・く」
いら‐つ‐こ【郎子】
上代、若い男性を親しんで呼んだ語。いらつきみ。⇔郎女(いらつめ)。「太子菟道稚(うぢのわか)—、位を大鷦鷯尊(おほささぎのみこと)に譲りまして」〈仁徳紀〉
いら‐つ‐め【郎女】
上代、若い女性を親しんで呼んだ語。いらつひめ。⇔郎子(いらつこ)。「水歯(みづは)の—、五百野皇女(いほののひめみこ)を生み」〈景行紀〉
いら‐な・し【苛なし】
[形ク] 1 心が苦しい。心苦しく不安だ。「悲しけくここに思ひ出—・けくそこに思ひ出」〈万・三九六九〉 2 際だってはなはだしい。「候ふ人々も—・くなむ泣きあはれがりける」〈大和・一六八〉 3 ...
いら‐なみ【苛波】
いらだっているようにせわしなく小刻みに立つ波。「海水が東へ東へと落ちつきなく—を立て立て流れて」〈志賀・暗夜行路〉
いら‐ぬ【要らぬ】
[連語]不必要な。余計な。いらざる。「—心配をする」
イラプアト【Irapuato】
メキシコ中部、グアナフアト州の都市。首都メキシコシティーの北西約270キロメートル、標高約1720メートルの盆地に位置する。穀倉地帯の中心地で、トウモロコシ、小麦などの集散地となっている。イチゴ...
いらぼ【伊羅保】
李朝時代に作られた高麗茶碗の一。鉄分の強い素地のため、表面がざらざらし、土灰釉(どばいゆう)で青色や黄色に微妙に変化しているもの。
いら‐むし【刺虫】
イラガの幼虫。体長2センチくらいの毛虫で、黄・桃・青・黒色の色彩模様があり、毒針をもつ。