こうび‐き【交尾器】
動物の生殖器官の一部。体内受精を行う多くの動物にみられ、異個体間における配偶子のやり取りに用いられる。
こうど‐けい【硬度計】
物質の硬さ(硬度)を測定する装置。試験材料に物体を押し込み、そのくぼみを調べる硬さ試験を応用した装置が工業分野で広く用いられる。鉱物の硬さにはモースの硬度計が有名。
こうりば‐やし【行李葉椰子】
ヤシ科の常緑高木。大形のヤシで高さ20メートル以上になる。手のひら状に裂けた葉は屋根の材料などに用いられるほか、古代には仏典を記す紙の代わりともされた。スリランカから東南アジアにかけて分布。
こうぞう‐かがく【構造化学】
物質の物理的、化学的性質と構造との関連を研究する物理化学の一部門。分光学的測定をはじめとして磁気的・電気的・熱的な測定、さらにはX線・電子線・中性子線などによる構造解析などの手段が用いられる。
こうぞう‐しゅぎ【構造主義】
《(フランス)structuralisme》人間の社会的、文化的諸事象を可能ならしめている基底的な構造を研究しようとする立場。ソシュール以降の言語学理論を背景に、レビ=ストロースの人類学でこの方...
ごうせい‐ようばい【剛性溶媒】
溶質を安定的に保ち、剛体に近い状態にして種々の測定を行うための溶媒。低温下で極度に粘性の高いガラス状の溶媒が用いられる。剛体溶媒。
こうせきしき‐じゅしんき【鉱石式受信機】
鉱石検波器を用いた簡単な受信機。ラジオ放送の初期に用いられた。
こうせい‐ぶっしつ【抗生物質】
カビや放線菌などの微生物によって作られ、他の微生物や生細胞の発育を阻害する有機物質。1941年、ペニシリンの治療効果が確認されて以来、数多くのものが発見され、医薬品などに用いられている。ストレプ...
こうそくど‐さつえい【高速度撮影】
フィルムのこま送りを普通より速くして撮影する技法。これを標準速度で映写すると、スローモーションで再現できる。高速度の現象を観察・観測する場合にも用いられる。
ごうせい‐し【合成紙】
合成樹脂を主原料として作られる紙状のもの。丈夫で耐水性があり、屋外用ポスターや地図などに向く。また、折り目がつきにくいことを利用して、選挙の投票用紙にも用いられる。