いろ‐つや【色艶】
1 光沢のある色合い。特に、肌の色とつや。「顔の—がいい」 2 話や文章に付加されるおもしろみ。興趣。「話に—を添える」 3 話や態度に感じられる愛想。情愛。「—のない応対ぶり」
いろ‐づかい【色遣い/色使い】
絵画などの、色のつけ方。彩色の仕方。
いろ‐づ・く【色付く】
[動カ五(四)] 1 果実などが熟してきて色がつく。「柿の実が—・く」 2 草木の葉が赤や黄に変色する。紅葉する。「銀杏(いちょう)並木が—・く」 3 性に目覚める。色気づく。「—・く年ごろ」...
いろ‐づ・ける【色付ける】
[動カ下一][文]いろづ・く[カ下二] 1 色を塗りつける。彩る。彩色する。「極彩色に—・ける」 2 単調な物事に、ある変化を加える。「人間の苦しみに—・けられた、うつくしく、いたましい夢」〈芥...
いろ‐と
《「いろ」は接頭語。「いろど」とも》同じ母から生まれた弟妹。「其の—水歯別命(みづはわけのみこと)」〈記・下〉
いろ‐とめそで【色留袖】
着物の地色を黒以外の色にした留袖。→留袖
いろ‐とりどり【色取り取り】
種類がいろいろであること。「—の草花」「—の催し」
イロドアティコス‐おんがくどう【イロドアティコス音楽堂】
《Odeio Irodou Attikou/Ωδείο Ηρώδου Αττικού》ギリシャの首都アテネ、アクロポリスの丘の南西麓にある野外劇場。2世紀に古代アッティカのイロド=アティコスが建...
いろ‐どころ【色所】
1 遊里。色里。遊郭。 2 男女の愛情が深い土地。人情のこまやかな地方。「上方は—、定めて深い訳があろ」〈浄・博多小女郎〉
いろ‐どめ【色止め】
染め物の色が、さめたり落ちたりしないように固着剤などで処理すること。