ねずみ‐じょうど【鼠浄土】
昔話の一。爺(じい)が落として転がった握り飯を追って穴へ入ると、鼠の国へ案内され、歓待されたうえに土産をもらって帰る。隣の爺がまねをして穴へ入り、猫の鳴き声をまねると穴が崩れて埋まってしまうとい...
しゅうきょう‐てつがく【宗教哲学】
広義の宗教学の領域の一。人間の理性・直観・精神のうえに立つ哲学的思弁によって、宗教一般の本質・意義を探る学問。信仰の立場から研究する神学とは区別される。
雪上(せつじょう)霜(しも)を加(くわ)える
多すぎるほどあるうえに、また同じようなものを加えること。
七重(ななえ)の膝(ひざ)を八重(やえ)に折(お)る
ていねいなうえにもていねいな態度をとって、わびたり願ったりする。
盗人(ぬすびと)に追(お)い銭(せん)
盗人に物を盗まれたうえに、さらに金銭を与えること。損を重ねることのたとえ。泥棒に追い銭。
あわれなハインリヒ【哀れなハインリヒ】
《原題、(ドイツ)Der arme Heinrich》ハルトマン=フォン=アウエによる叙事詩。1190年代の成立と考えられている。神罰を受け病を患った騎士ハインリヒが、純粋な乙女の自己犠牲精神に...