うえ‐の‐さぶらい【上の候】
清涼殿の殿上(てんじょう)の間(ま)。
うえの‐し【上野市】
⇒上野
うえの‐しゅんのじょう【上野俊之丞】
[1790〜1851]写真家。長崎の人。名は「としのじょう」とも。写真機を初めて輸入。薩摩藩主島津斉彬(しまづなりあきら)を撮影した写真は、日本人の手になる最初の写真といわれる。
うえの‐せんそう【上野戦争】
慶応4年(1868)5月15日、江戸城無血開城を不満として江戸上野の寛永寺に立てこもって抵抗する彰義隊を、新政府軍が壊滅させた戦い。
うえ‐の‐ぞうし【上の雑仕】
女御(にょうご)の入内(じゅだい)や五節(ごせち)などのとき、宮中に臨時に置かれて雑用を務めた女官。うえぞうし。「—、人のもとなる童(わらはべ)も」〈枕・九二〉
ウエノ‐とう【ウエノ島】
《Weno》ミクロネシア連邦、チューク諸島の主島。チューク州の州都が置かれ、国際空港・州庁舎・観光局・港湾施設などがある。コプラとかつおぶしを産する。ウェノ島。旧称モエン島。
うえの‐としょかん【上野図書館】
上野公園にあった国立国会図書館支部上野図書館の通称。旧帝国図書館。平成12年(2000)に国際子ども図書館となる。
うえの‐どうぶつえん【上野動物園】
上野公園にある都立の動物園。日本最初のもので、明治15年(1882)国立博物館の一部として設置されて発足。東京都恩賜上野動物園。
うえ‐の‐にょうぼう【上の女房】
天皇のそば近く仕え、身辺の世話をする女官。「御前に候ふ人々、—、こなた許されたるなど参りて」〈枕・二三〉
うえ‐の‐はかま【表袴/上袴】
1 男子が束帯のとき、大口袴の上にはく袴。前開き形式のもの。表は白、裏は紅。 2 少女が汗衫(かざみ)装束のときに用いる袴。