うす‐やき【薄焼(き)】
薄くして焼きあげた食品。「—せんべい」「—卵」
うす‐やくそく【薄約束】
まだ確かではない約束。仮の約束。「しかじかの事ども—して帰れば」〈浮・一代男・一〉
うす‐やみ【薄闇】
何とかものの形などがわかる程度の暗さ。
うす‐ゆき【薄雪】
1 薄く積もった雪。 2 鶏卵と小麦粉とで作り、砂糖の衣をかけた菓子。
うすゆき‐こんぶ【薄雪昆布】
ごく薄く削った白色のおぼろ昆布。
うすゆき‐そう【薄雪草】
キク科の多年草。本州以西の山地に自生。高さ25〜50センチ。葉は先がとがり、裏面に白い綿毛が密生。夏から秋、茎の先に苞(ほう)状の葉が数枚出て、その中央に、白い綿毛をつけた灰白色の小花が集まって...
うすゆきものがたり【薄雪物語】
江戸前期の仮名草子。2巻2冊。作者未詳。成立は慶長年間(1596〜1615)。寛永9年(1632)刊。園部左衛門と薄雪姫の悲恋を、二人の手紙の形で描いた物語。
うす‐よう【薄葉】
1 「うすよう(薄様)1」に同じ。 2 和紙・洋紙を問わず、一般に極めて薄く漉(す)いた紙。
うす‐よう【薄様】
1 薄手の鳥の子紙・雁皮紙(がんぴし)。また、一般に薄手の和紙。薄葉。⇔厚様(あつよう)。 2 上方を濃く、下方をしだいに薄くぼかして染めること。曙(あけぼの)染め。 3 襲(かさね)の色目の名...
うす‐よご・れる【薄汚れる】
[動ラ下一][文]うすよご・る[ラ下二]なんとなく汚れた感じである。薄ぎたなくなる。「—・れたシャツ」