うそ‐さびし・い【うそ寂しい】
[形][文]うそさび・し[シク]どことなく寂しい。「へんに—・い笑いかたをする男で」〈宇野浩二・苦の世界〉 [派生]うそさびしげ[形動]うそさびしさ[名]
うそ‐さむ【うそ寒】
《形容詞「うそさむい」の語幹から》 1 なんとなく感じる寒さ。「—の宵」 2 秋になってなんとなく感じる冷気。そぞろ寒。《季 秋》「—をかこち合ひつつ話しゆく/虚子」
うそ‐さむ・い【うそ寒い】
[形][文]うそさむ・し[ク] 1 なんとなく寒い感じである。うすら寒い。うす寒い。「—・い秋の夕暮れ」 2 心が冷え冷えとするさま。心が寒気を感じるさま。うすら寒い。うす寒い。「灰白色の揺動く...