うら‐ない【占い】
うらなうこと。人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを判断・予言すること。また、それを職業とする人。卜(ぼく)・筮(ぜい)・占星術・トランプ占い・人相見など、古今東西、さまざまの形式がある。うら。...
うらない‐さん【占い算】
「占屋算(うらやさん)」に同じ。「—、占(うら)の御用、しかも上手(じゃうず)なり」〈続狂言記・居杭〉
うらない‐し【占い師】
占いを職業とする人。占い者。易者。八卦見(はっけみ)。
うら‐な・う【占う】
[動ワ五(ハ四)]《「うら(占)」+接尾語「なう」から》現れた兆しや形象などによって人の運勢、将来の成り行き、物事の吉凶などを判断する。また、単に先行きを判断する意にも用いる。「易者に—・っても...
うら‐ながや【裏長屋】
裏通りや路地にある長屋。裏店(うらだな)の長屋。⇔表長屋。
うら‐なげ【裏投げ】
柔道の技の一。相手の前横脇下(わきした)に半身になって入り込み、その腰を抱え上げると同時にのけぞるようにからだを倒しながら後ろへ大きく投げ倒す技。
うら‐なし【裏無し】
1 裏地をつけてない、単(ひとえ)の衣類。 2 《草履はふつう2枚重ねで作るのに対し、1枚であるところから》裏をつけない草履。緒太(おぶと)。
うら‐な・し【心無し/裏無し】
[形ク] 1 心の内を包み隠さない。隔て心がない。「世のはかなき事も、—・く言ひ慰まむこそうれしかるべきに」〈徒然・一二〉 2 物事を深く考えない。うっかり安心している。「かかりけることもありけ...
うら‐なみ【浦波】
海岸に打ち寄せる波。「朝風に—騒き夕波に玉藻は来寄る」〈万・一〇六五〉
うら‐なり【末生り/末成り】
1 時期が遅くなって蔓(つる)の先のほうに実がなること。また、その実。実は小形で、味も劣る。「—のカボチャ」⇔本生(もとな)り。 2 顔色が悪く弱々しくて元気のない人をあざけっていう語。 3 末...