うら‐ぐみ【裏組】
近世の邦楽で、教習の便宜上、楽曲を分類したものの一。三味線組歌・箏(こと)組歌などにある。三味線組歌では破手(はで)組の次に、箏組歌では表組の次に教授する。⇔表組。
うら‐ぐわ・し【心細し】
[形シク]心に染みて趣が感じられるさま。えもいえず美しい。→細(くわ)し「隠国(こもりく)の泊瀬(はつぜ)の山はあやに—・しあやに—・し」〈雄略紀・歌謡〉
うら‐け【裏毛】
ラシャ・メリヤス製シャツなどの裏側に毛を織り出したもの。
うら‐けい【裏罫】
印刷用の罫線の一。太い直線のもの。罫線用の真鍮(しんちゅう)板の裏側を使用することからの名。→表罫
うら‐けん【裏拳】
空手などで、こぶしの甲で打つこと。また、その技。裏拳打ち。
うら‐げい【裏芸】
宴席などで演じる、専門以外の芸。隠し芸。⇔表芸。
うら‐こ・う【心恋ふ】
[動ハ上二]心の中で恋い慕う。「わが背子に—・ひ居れば天の川夜舟漕ぐなる梶の音聞こゆ」〈万・二〇一五〉
うら‐こうこく【裏広告】
⇒隠し広告
うら‐こうさく【裏工作】
人目に立たないよう、陰で働きかけること。
うら‐コマンド【裏コマンド】
⇒隠しコマンド