七月(しちがつ)の御槍(おやり)
《旧暦七月には盂蘭盆(うらぼん)があるので、「盆」と「槍」から》ぼんやりしていることをいうしゃれ。八月の槍。
しな・ゆ【萎ゆ】
[動ヤ下二]しおれる。しぼむ。「君に恋ひ—・えうらぶれ我が居れば秋風吹きて月傾きぬ」〈万・二二九八〉
しはい‐もんじょ【紙背文書】
⇒裏文書(うらもんじょ)
しも‐つ‐え【下つ枝】
下の枝。したえだ。しずえ。「中つ枝(え)の枝の末葉(うらば)は—に落ち触(ふ)らばへ」〈記・下・歌謡〉
しま‐だい【島台】
婚礼その他のめでたい儀式のときの飾り物。州浜の台の上に松竹梅を作り、これに尉(じょう)・姥(うば)を立たせ、鶴・亀などを配したもの。蓬莱山(ほうらいさん)をかたどったものといわれる。
しも‐おんな【下女】
1 召使いの女。げじょ。しもおなご。 2 身分の低い女官。下﨟(げろう)。「—のきはは、さばかりうらやましきものはなし」〈枕・四七〉
シベリア【Sibir'/(英)Siberia】
ロシア連邦のアジア大陸北半の地域。西はウラル山脈、東はベーリング海に及ぶ。気候は大陸的で冬の寒さは厳しく、ツンドラ(凍原)・タイガ(森林)地帯。天然資源に富む。シベリヤ。 [補説]「西比利亜」と...
じはつ‐かくぶんれつ【自発核分裂】
中性子やその他の粒子の衝突を受けなくても自然に生じる核分裂。ウランやプルトニウムなどの質量数が非常に大きい同位体に見られる。自然核分裂。
しょう【象】
1 かたち。ありさま。「満目凡て大陸の—を示す」〈独歩・愛弟通信〉 2 易(えき)に表れた形。占形(うらかた)。
しょう‐こう【韶光】
うららかな春の光。また、のどかな春景色。