うん‐かく【閣】
1 《「(うん)」は香草の名》書物をしまっておく建物。書庫。
台(うんだい)。 2 内御書所(うちのごしょどころ)のこと。
うん‐かく【雲角】
箏(そう)の部分の名。本体上面の両端にあって弦を支える駒のうち、演奏する所に遠いほうのもの。→竜角(りゅうかく)
うん‐かく【雲客】
平安中期以後、清涼殿に昇ることを許された者。堂上方(どうじょうがた)・殿上人(てんじょうびと)を総称する。雲の上人(うえびと)。⇔地下(じげ)。「一門の卿相(けいしゃう)、—数十人」〈平家・二〉
うん‐かく【雲鶴】
1 雲と鶴(つる)とを組み合わせた文様。位袍(いほう)に多く用いられ、親王および太閤の所用とされた。 2 高麗(こうらい)青磁の一。表面に白土をはめ込んだ象眼青磁で、雲や鶴の模様を表す。雲鶴手。
うん‐かく【雲核】
雲粒の核となる微粒子。大気中に浮遊する微粒子(エーロゾル)のうち、吸湿性があるものが雲核として働き、そのまわりに水蒸気が凝結し雲粒が形成される。雲粒核。雲凝結核。CCN(cloud conden...