うんどう‐しさ【運動視差】
観察者の視点または観察対象が移動することによって生じる視差。例えば、列車の車窓からの風景は近いものほど速く動き、遠くのものほど遅く動く。この速さの違いにより遠近を把握することができる。
うんどう‐しっちょう【運動失調】
個々の筋肉の運動は正常であるが、関係する神経の協調がうまくいかないため、目的とする運動を円滑にできなくなる状態。小脳・大脳・脊髄・内耳の神経などの障害によって起こる。
うんどう‐しょう【運動症】
身体の運動を司る神経系の障害によって、手足・体幹・顔面などを随意的に動かすことが困難になった状態。運動障害。
うんどう‐しょうがい【運動障害】
⇒運動症
うんどうしょうがいせい‐こうおんしょうがい【運動障害性構音障害】
⇒運動性構音障害
うんどう‐しんけい【運動神経】
1 意識的な運動をつかさどる末梢神経。骨格筋を収縮させる興奮を身体の末端まで伝え、随意運動を起こさせる。→感覚神経 2 スポーツや技能などを巧みにこなす能力。
うんどうじゅんび‐でんい【運動準備電位】
身体の一部を動かそうとするとき、実際の動作に先行して発生する脳神経活動。
うんどう‐じょう【運動場】
運動競技をするために設けられた広場。グラウンド。
うんどうせい‐こうおんしょうがい【運動性構音障害】
構音障害のうち、口腔・舌・唇などの構音器官の動きを思うように調節できないため、うまく話せない状態。運動障害性構音障害。
うんどうせい‐しつごしょう【運動性失語症】
失語症の一。他人の話すことは理解できるが、自分の思っていることを言語に表現できない状態。大脳の、発語に必要な筋を支配する運動性言語中枢(ブローカ野)の損傷による。ブローカ型失語症。→感覚性失語症