えい‐ざま【永様】
《「えいさま」とも》あて名の下に書く「様」という字の旁(つくり)の下部を、楷書(かいしょ)で正しく「永」と書いた「樣」の字。相手を最も尊敬した書き方とされる。→次様(つぎざま) →美様(びざま)...
えい‐ざめ【酔い醒め】
1 酒の酔いがさめること。よいざめ。 2 酔って眠ったのち、目がさめること。また、その時。よいざめ。
酔(え)い醒(ざ)めの水(みず)下戸(げこ)知(し)らず
酔ってひと眠りしたあとで飲む水のうまさは、酒を飲まない人にはわからない。
えい‐ざん【叡山】
《古くは「えいさん」とも》「比叡山(ひえいざん)」の略。
えいざん‐かたばみ【叡山酢漿草】
ミヤマカタバミの別名。
えいざん‐ごけ【叡山苔】
クラマゴケの別名。
えいざん‐じ【栄山寺】
奈良県五條市にある真言宗豊山派の寺。養老3年(719)藤原武智麻呂(ふじわらのむちまろ)の創建と伝えられる。藤原氏南家の氏寺。八角堂(武智麻呂の子の建造)および梵鐘(ぼんしょう)は国宝。また、重...
えいざん‐すみれ【叡山菫】
スミレ科の多年草。山地の樹下に生え、高さ約10センチ。葉は細く裂けている。春、淡紫白色または淡紅色の香りのある花を開く。本州・四国・九州に分布。えぞすみれ。《季 春》
えいざん‐ばん【叡山版】
比叡山延暦寺、のちには門前の書店から刊行された仏書・漢書の総称。鎌倉時代の「法華三大部」が知られる。比叡山版。
えいざん‐ゆり【叡山百合】
ヤマユリの別名。