えちご‐ちぢみ【越後縮】
越後小千谷(おぢや)地方で産出される、横糸によりをかけて縮織りにした麻織物。小千谷縮。越後布。《季 夏》
えちご‐つまり【越後妻有】
新潟県十日町市と津南町からなる地域。里山が残り、棚田の景観で知られる。3年に1度、国際的な芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が行われる。
えちご‐ぬの【越後布】
⇒越後縮(えちごちぢみ)
えちご‐の‐くに【越後国】
⇒越後
えちご‐ふじ【越後富士】
妙高山の異称。
えちご‐ぶし【越後節】
江戸末期から明治中期にかけて、越後の民謡から出て瞽女(ごぜ)などが全国に広めた歌謡。芝居の心中物や社会事件などを題材にした長編の口説(くど)き歌。越後口説き。
えちご‐へいや【越後平野】
新潟平野の別名。
えちご‐や【越後屋】
江戸日本橋駿河町にあった三井家経営の呉服店。延宝元年(1673)三井高利が江戸本町に開店したのに始まり、現金掛け値なしの商法により発展。現在の三越の前身。
えちご‐ゆざわ【越後湯沢】
⇒湯沢
えちご‐りゅう【越後流】
上杉謙信の流れをくむ軍学の流派の総称。宇佐美流・神徳流・要門流の三流がある。謙信流。