エックスせん‐しゃしん【X線写真】
X線を光源として用いた写真。直接目で見えない物体内部の透過像を得ることができる。疾病の発見、美術品の鑑定、結晶構造の研究などに利用。レントゲン写真。
エックス‐せんしょくたい【X染色体】
性染色体の一。雌は同型同大の2個のX染色体をもち、雄は1個もつ。→Y染色体
エックスせんしょくたい‐ゆうせいいでん【X染色体優性遺伝】
⇒X連鎖顕性遺伝
エックスせんしょくたい‐れっせいいでん【X染色体劣性遺伝】
⇒X連鎖潜性遺伝
エックスせん‐しんせい【X線新星】
X線領域で急激に増光し、1年程度かけて緩やかに減光するX線天体。近接連星系を成す中性子星やブラックホールに伴星からガスが流れ込んで降着円盤が形成され、その円盤の構造的な不安定性によりX線の増光が...
エックスせん‐シーティー【X線CT】
X線を用いたCT。
エックスせん‐じゆうでんしレーザー【X線自由電子レーザー】
自由電子レーザーの一。電子をほぼ光速に加速し、アンジュレーターという磁石が多数並ぶ装置で電子を蛇行させて放射光を発生・増幅し、X線領域の電磁波を発振するレーザー。ごく短時間に起こる化学反応の観察...
エックスせん‐スペクトル【X線スペクトル】
物質にX線または電子線を当てたときに、物質から放出される電磁波のスペクトル。組成分析に利用。
エックスせん‐せい【X線星】
⇒X線天体
エックスせん‐てんたい【X線天体】
X線を強く放射している天体。恒星と中性子星・ブラックホールなどとの近接連星や、超新星の残骸、クエーサー、セイファート銀河などがある。太陽などの恒星も、弱いX線を放射している。