つりおんな【釣女】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。河竹黙阿弥作詞、6世岸沢古式部作曲。明治16年(1883)常磐津・岸沢両派の和解の披露曲として初演奏。同34年東京座で「戎詣恋釣針(えびすもうでこいのつりばり)」...
つりばり【釣針】
狂言。主人と太郎冠者が西宮の戎(えびす)神社に参詣し、妻を得られるよう祈願すると、夢のお告げによって釣り針を授かる。主人には美女がかかるが、太郎冠者が釣ると醜女なので逃げだす。
てき【狄】
[音]テキ(漢) [訓]えびす 古代中国で、北方の異民族。広く、異民族や野蛮人。「夷狄(いてき)・戎狄(じゅうてき)・北狄」
とう‐い【東夷】
1 古代中国人が東方の異民族を称した語。→西戎(せいじゅう) →南蛮 →北狄(ほくてき) 2 昔の日本で、京都の人が東国の武士を呼んだ語。あずまえびす。
どてまち‐どおり【土手町通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。河原町通り東側の小路。北の丸太町通りから南の夷川(えびすがわ)通り、中断して上ノ口通りから七条通りに至る。全長約700メートル。
ながす‐くじら【長須鯨/長簀鯨】
クジラ目ナガスクジラ科の哺乳類。体長20メートルを超えるヒゲクジラ。背は黒く、腹は白で畝(うね)状のひだが並ぶ。夏は高緯度海域で生活し、冬に低緯度海域で出産する。捕鯨によって生息数が減少。えびす...
なご・す【和す】
[動サ四]柔らげる。穏やかにする。また、従わせる。「みちのく常陸のあら夷(えびす)等をよく—・し給ふ」〈読・春雨・捨石丸〉
なにわ【難波/浪速/浪華/浪花】
大阪市付近の古称。特に、上町(うえまち)台地の北部一帯。仁徳天皇の難波高津宮や孝徳天皇の難波長柄豊碕宮(ながらのとよさきのみや)など、たびたび皇居が造営された地。また、一般に、大阪のこと。
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なんど‐がみ【納戸神】
納戸にまつられる神。恵比須(えびす)や大黒(だいこく)などが多くまつられたが、隠れキリシタンは聖画像をまつった。
にこにこ‐がお【にこにこ顔】
にこにこした顔つき。えびす顔。