えびの
宮崎県南西部の市。米作や畜産が盛ん。南部に、えびの高原がある。人口2.2万(2010)。
えびの‐こうげん【えびの高原】
宮崎県南西部にある高原。標高約1200メートル。韓国(からくに)岳・白鳥(しらとり)山・甑(こしき)岳に囲まれ、六観音池などの火口湖や温泉がある。中央にある硫黄山の噴気で、秋にススキがえび色に染まる。
えびの‐し【えびの市】
⇒えびの
えび‐の‐しっぽ【海老の尻尾】
霧氷の一。高山などで、セ氏零度以下に過冷却した霧や雲の粒が岩石・樹木などに吹きつけられて着氷したもの。風上側に伸び、エビの尾状になる。
えびの‐じしん【えびの地震】
昭和43年(1968)2月21日、鹿児島県薩摩地方を震源としたマグニチュード6.1の地震。最大震度6。大きな余震が続き、山崩れが多発した。
海老(えび)の鯛(たい)交(ま)じり
つまらないものが、すぐれたものの中に交じっていること。雑魚(ざこ)の魚(とと)交じり。
えび‐の‐はたふね【蝦の鰭槽】
大嘗祭(だいじょうさい)や新嘗祭(しんじょうさい)で、天皇が手を洗う器。土器で、両端にエビの尾に似た取っ手がついている。えびはたふね。