たわ・む【撓む】
[動マ五(四)] 1 他から力を加えられて弓なりに曲がる。しなう。「実の重みで枝が—・む」 2 飽きて疲れる。心がくじける。「我が心は決して—・むことなし」〈鴎外訳・即興詩人〉 →撓(しな)う...
たん【単〔單〕】
[音]タン(呉)(漢) [訓]ひとえ [学習漢字]4年 1 ひとえの着物。「単衣(たんい)」 2 ただ一つ。ひとり。「単一・単価・単科・単記・単身・単数・単独・単発」 3 それだけで一つと数えら...
たんしゅうき‐すいせい【短周期彗星】
周期彗星のうち、公転周期が200年以下のもの。ケプラーの法則(第三法則)によれば、公転周期200年の軌道長半径は34.2天文単位(海王星と冥王星の間)に相当するが、離心率が大きい長楕円軌道の場合...
たんしょうてん‐レンズ【単焦点レンズ】
《fixed focal lens》焦点距離が固定されたカメラのレンズのこと。焦点距離が変えられるタイプとして、ズームレンズやバリフォーカルレンズがある。
たんじゅん‐しゅうけい【単純集計】
ある与えられたデータを集計するとき、異なる属性や基準などに分類せず、すべてを単純に合計すること。グランドトータル。GT(grand total)。→クロス集計
たん‐すい【潭水】
底深くたたえられた淵(ふち)の水。
たん‐ぜん【湛然】
[ト・タル][文][形動タリ]水が十分にたたえられよどんでいるさま。また、静かで動かないさま。「—たる水の底に明星程の光を放つ」〈漱石・幻影の盾〉
たんそしつ‐コンドライト【炭素質コンドライト】
コンドライトとよばれる石質隕石のうち、有機物として炭素を含むもの。普通コンドライトにくらべて発見例は極めて少ない。隕石が形成されてから200度以上の高温にさらされたことがなかったため、太陽系初期...
たん‐たん【湛湛】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 水などがいっぱいにたたえられているさま。「—と水をたたえた湖」 2 露がいっぱいに降りているさま。「試みに露斯(ろし)の—たるを謌(うた)はむ」〈本朝文粋・八〉
たん‐たん【潭潭】
[形動タリ]水が深くたたえられているさま。「深淵—として」〈盛衰記・三五〉