えん‐こう【遠郊】
都会から離れた土地。
えん‐こう【援交】
《「エンコー」とも書く》「援助交際」の略。
えんこう【円光】
生田長江の戯曲。堺利彦の勧めにより執筆したもの。大正6年(1917)雑誌「中外」の創刊号に掲載。大正7年(1918)、有楽座にて劇団国民座が初演。
えんこう‐いた【縁甲板】
床張り用の幅の狭い板。両側面に凹凸の加工をし、実矧(さねは)ぎなどで接ぐ。壁・天井などにも使用。えんこいた。
えんこう‐かえで【猿猴楓】
イタヤカエデの変種。山野にみられ、葉は五つまたは七つに深く切れ込み、つやがある。秋に黄葉する。あさひかえで。
猿猴(えんこう)が月(つき)
⇒猿猴が月を取る
猿猴(えんこう)が月(つき)を取(と)る
《「僧祇律」七の、猿が井戸に映った月を取ろうとして水におぼれたという故事から》身分不相応な大望を抱いて破滅することのたとえ。猿猴捉月(そくげつ)。猿猴が月。猿猴が月に愛をなす。
えんこう‐がに【猿猴蟹】
十脚目エンコウガニ科のカニ。甲は楕円形で、甲幅6センチくらい、表面は滑らかで赤褐色。はさみ脚が長い。北海道南部から南アフリカ沖まで分布。
えんこう‐きんこう【遠交近攻】
遠い国と親交を結び、近い国を攻める外交政策。中国の戦国時代に、魏(ぎ)の范雎(はんしょ)が唱えたもの。
えんこう‐すぎ【猿猴杉】
杉の園芸品種。高さ約3メートル。枝の先は伸びて垂れ下がり、長い葉と短い葉が交互につく。あやすぎ。