おうぎ‐きり【扇切り】
扇を、腰に差した刀の柄頭(つかがしら)に立てておき、その刀をすばやく抜いて、扇が地上に落ちないうちに切る技。また、投げつけられた扇を指で払い落とす技。
おうぎ‐ぐるま【扇車】
1 三つの扇を要(かなめ)を中心にして円形に広げたもの。上棟式(じょうとうしき)のとき、棟木の上に立てる。扇子車(せんすぐるま)。 2 紋所の名。畳んだ扇を、要を中心にして車輪状に並べた形。 3...
おうぎ‐しょ【奥義書】
奥義を説き記した書物。
おうぎしょう【奥義抄】
平安後期の歌学書。3巻。藤原清輔(ふじわらのきよすけ)著。天治元年(1124)から天養元年(1144)の間に成立。序と式(上巻)、釈(中・下巻)に分かれ、式は六義や歌病などについて解説、釈は和歌...
おうぎ‐ずもう【扇相撲】
「扇引き2」に同じ。
おうぎ‐ぞめ【扇染(め)】
染め模様の一。扇形をしたものの中に、花鳥・人物などを染め出したもの。
おうぎ‐だるき【扇垂木】
放射状に配置された垂木。禅宗様建築に用いられる。
おうぎ‐づかい【扇使い】
扇を使うこと。扇であおぐこと。
おうぎ‐ながし【扇流し】
1 金や銀の美しい扇を川に流して興じる遊び。室町時代、大堰(おおい)川で行われたものに始まるという。 2 扇が水に流れていくさまを図案化した模様。
おうぎ‐の‐が【扇の賀】
夏季に行われる長寿の祝い。