おうちょう‐じだい【王朝時代】
武家時代に対して、天皇親政の時代。奈良時代・平安時代をさし、特に平安時代をいうこともある。
おうちょう‐ぶんがく【王朝文学】
平安時代の、特に宮廷女性を主たる書き手とする仮名文学。平安朝文学。
お‐うつり【御移り】
物をもらったとき、返礼としてその容器などに入れて返す、半紙などの品。
おう‐て【王手】
1 将棋で、直接に王将を攻めたてる手。 2 最終的な勝利を得るまであと一歩の段階。相手の死命を制するような決定的な手段。「優勝に—をかける」
おう‐て【追手】
《「おひて」の音変化》 1 「大手4」に同じ。⇔搦(から)め手。「佐々木兄弟四人は搦め手に廻る、北条、土肥、岡崎等—なり」〈盛衰記・二〇〉 2 「大手1」に同じ。⇔搦め手。「市野辺山(いちのべや...
おう‐てい【押丁】
旧監獄官制で、看守長や看守を補佐した下級の職。明治42年(1909)の官制で廃止された。
おう‐てい【奥底】
1 奥深い所。 2 心中の秘密。
おう‐てき【横笛】
1 よこぶえ。 2 雅楽に用いる笛の一。竜笛(りゅうてき)。「王敵」に音が通じるとして「ようじょう」と読むことが多い。
おう‐てっこう【黄鉄鉱】
鉄と硫黄からなる鉱物。金属光沢を帯びた淡黄色であるが、条痕(じょうこん)色は黒色。六面体の結晶のほか八面体や塊状をなして産出。等軸晶系。硫酸製造の硫黄の原料になる。パイライト。
おうて‐びしゃ【王手飛車】
将棋で、同時に王手と飛車取りをかける強力な攻め手。王手飛車取り。