おおもり‐こうしき【大森公式】
初期微動の継続時間(S波とP波の到達時間差)をもとに震源までの距離を求める公式。明治32年(1899)に地震学者大森房吉が提唱した。
おおもりやま‐どうぶつえん【大森山動物園】
秋田県秋田市にある動物園。昭和48年(1973)開園。日本海に面し、市内を一望できる大森山(標高123メートル)に造られた。秋田市大森山動物園。愛称、ミルヴェ。
おお‐もん【大門】
1 邸宅や城郭などの正門。表門。だいもん。 2 遊郭の入り口の門。特に、江戸新吉原のものは有名。
大門(おおもん)を打(う)・つ
1 事件が起きた時、遊郭の大門を閉めて人の出入りを禁じる。 2 遊郭内の遊女を買い占めて豪遊する。
おお‐や【大矢/大箭】
普通より長い矢。また、それを射ることができる人。「八郎殿の—をあたりてみんと存じ候」〈保元・中〉
おおや【大谷】
栃木県宇都宮市の地名。大谷石を産する。
おお‐や【大家/大屋】
1 貸家の持ち主。家主。⇔店子(たなこ)。 2 母屋(おもや)。 3 本家(ほんけ)。
おおや‐いし【大谷石】
宇都宮市大谷町付近から産出する石材。凝灰岩の一種で、淡青緑色。軟らかく加工が容易で、耐火性・吸水性に富む。石垣や倉庫の外壁などに使用。
おお‐やかず【大矢数】
江戸時代、陰暦4、5月に京都三十三間堂などで行われた通し矢の競技。日暮れから翌日の暮れまでの一昼夜に数千本から一万数千本を射つづけて、その数の多さを誇った。《季 夏》「—弓師親子もまゐりたる/蕪...
おおやかず【大矢数】
江戸前期の俳諧集。5冊。井原西鶴著。延宝8年(1680)に大坂の生玉(いくたま)社で、京都三十三間堂の大矢数にならって1日に四千句の独吟を成し遂げ、翌年出版したもの。西鶴大矢数。