おがみ【拝み】
1 拝むこと。礼拝。 2 《合掌した手の形に似ているところから》破風板(はふいた)などが中央で接する所。
お‐がみ【尾髪】
《「おかみ」とも》馬の尾とたてがみ。また、特に尾。「やがて—をきり、かなやきして、次の夜六波羅へつかはし」〈平家・四〉
お‐がみ【男神】
男性の神。⇔女神。 [補説]日本神話では特に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)をさし、「陽神」「夫神」とも書く。
おがみ‐いし【拝み石】
庭園を眺めたり礼拝したりする場所に置く平たい石。
おがみ‐い・る【拝み入る】
[動ラ四]心をこめて祈願する。熱心に拝む。「なほさらに手を引き放たず、—・りてをり」〈源・玉鬘〉
おがみ‐うち【拝み打ち/拝み討ち】
刀の柄を両手で握って頭上に高く構え、上から下へ切り下げること。また、その切り方。おがみぎり。
おがみ‐たお・す【拝み倒す】
[動サ五(四)]拝むように繰り返し頼んで、むりやり承知させる。「—・して金を貸してもらう」
おがみ‐づき【拝み搗き】
杵(きね)を両手で頭上に持ち上げて、拝むようにしてつくこと。
おがみ‐どり【拝み取り】
野球で、両手で拝むようにして飛球を捕ること。