ぎす【義須】
ソトイワシ科の海水魚。全長約50センチ。体は細長くてキスに似るが、背びれの基底が著しく長い。背面は淡褐色、腹面は白色。北海道以南のやや深海に生息。上質のかまぼこの材料となる。
ぎす【螽蟖】
キリギリスの別名。
ぎ・す【擬す】
[動サ五]「ぎ(擬)する」(サ変)の五段化。「次期社長に—・される」 [動サ変]「ぎ(擬)する」の文語形。
ぎ・す【議す】
[動サ五]「ぎ(議)する」(サ変)の五段化。「十分に—・さないままに採決した」 [動サ変]「ぎ(議)する」の文語形。
ぎ‐すいり【偽推理】
無意識的な誤った推理。意識的な詭弁(きべん)とは区別される。論過。
ぎす‐ぎす
[副](スル) 1 やせていて、やわらかみやふくらみに乏しいさま。「—したからだつき」 2 親しみにくいさま。無愛想で、冷たい感じがするさま。「—した世の中」「性格が—している」
ぎすけ‐に【儀助煮】
小魚類を干したあと甘からく煮て、芥子(けし)の実・のりなどをかけ、焙炉(ほいろ)で乾かした食品。明治中期に福岡の宮野儀助が始めたという。
ぎ・する【擬する】
[動サ変][文]ぎ・す[サ変] 1 見立てる。なぞらえる。「山水に—・した庭園」 2 決定していないことなどを、仮に当てはめてみる。「次期総裁に—・せられる」 3 刀などを突きつける。あてがう。...
ぎ・する【艤する】
[動サ変][文]ぎ・す[サ変]船出の用意をする。艤装する。「渡場には老船頭が舟を—・して自分を待っている」〈花袋・野の花〉
ぎ・する【議する】
[動サ変][文]ぎ・す[サ変]集まって互いに意見を出し合う。相談する。「善後処置を—・する」