イスラム‐ていこく【イスラム帝国】
イスラム教徒が西アジアを中心に建設した諸帝国の総称。ムハンマドの死後に始まる正統カリフ時代から、1922年に崩壊したオスマン帝国までの諸帝国をさすが、狭義にはアッバース朝をいう。サラセン帝国。
いちみ‐の‐あめ【一味の雨】
雨が一様に草木をうるおすように、仏の教えがどのような人々にも行きわたること。
イタリアトルコ‐せんそう【イタリアトルコ戦争】
1911〜12年、北アフリカのトルコ領トリポリとキレナイカ(現在のリビア)をめぐる、イタリアとオスマン帝国との戦争。イタリアが勝ち、ローザンヌ条約でイタリアによる両地方の領有が承認された。トリポ...
イチェリ‐シャハル【İçəri Şəhər】
アゼルバイジャンの首都バクーの旧市街。かつては二重の城壁に囲まれていたが、現在は12世紀に築かれた内側の城壁のみが残る。城壁内にはゾロアスター教、ササン朝ペルシア、オスマン帝国などの影響を受けた...
いせのたゆうしゅう【伊勢大輔集】
伊勢大輔の家集。11世紀中ごろの成立。いせのおおすけしゅう。
ウエスカ【Huesca】
スペイン北東部、アラゴン州の都市。サラゴサの北東約65キロメートル、ピレネー山脈中央の南麓に位置する。ローマ帝国の植民都市オスカに由来する。8世紀末にイスラム教徒の支配下に置かれ、11世紀末にア...
ウシャス【(梵)Uṣas】
インド神話で、曙(あけぼの)の女神。太陽神スーリアに先立って現れ、暗黒を追い、生物の目を覚まし、祭祀(さいし)の開始を促す。ギリシャ神話のエオス、ローマ神話のアウロラと同一起源。
イオアニナ‐こ【イオアニナ湖】
《Limni Ioanninon/Λίμνη Ιωαννίνων》ギリシャ北西部、イピロス地方最大の湖。旧称パンボティス湖。同地方の中心都市イオアニナが西岸に位置する。東側に浮かぶ小島には、近代...
エステポナ【Estepona】
スペイン南部、アンダルシア州の町。地中海に面し、コスタ‐デル‐ソル西端の海岸保養地として知られる。旧市街にはイスラム時代のモスクの尖塔を改築した時計塔、16世紀のサンルイス城跡、18世紀のロスレ...
エステルゴム‐だいせいどう【エステルゴム大聖堂】
《Esztergomi bazilika》ハンガリー北部の都市エステルゴムにある大聖堂。同国におけるカトリック教会の中心であり、国内最大の規模をもつ。初代ハンガリー王イシュトバーン1世により最初...