ずば
[副]《日葡辞書では「づば」とする》矢が深く突き刺さるさま。ずぼっと。「馬の左の胸繋(むながい)づくしを、ひゃう—と射て」〈平家・一一〉
ず‐ば
[連語]「ずは1」に同じ。「此小舟の若(も)し岩に触れて砕け—幸なり」〈鴎外訳・即興詩人〉 [補説]近世以降「ずは」の「は」を接続助詞「ば」と混同したもの。
ずば‐ずば
[副] 1 核心に触れた事をためらわずに言うさま。「相手かまわず—(と)言う」 2 思い切りよく、続けてするさま。「速球を—(と)投げ込む」
ずばっ‐と
[副] 1 矢や槍などが突き刺さるさま。「矢が—胴に突き刺さる」 2 すばやく、的確に物事を行うさま。「相手の心中を—言い当てる」
ずば‐ぬ・ける【ずば抜ける】
[動カ下一]普通のものよりずっとすぐれている。群を抜く。ずぬける。「—・けた記憶力」
ズバラ【Zubarah】
カタール北西部の町。首都ドーハから約100キロメートル、カタール半島北西端に位置し、ペルシア湾に面する。18世紀に真珠交易と中心地として栄えた。1938年に建造されたズバラ砦(現在は地方博物館)...
ずばり
[副] 1 刀などで勢いよく切るさま。「魚の頭を—(と)切り落とす」 2 物事の核心を正確に、または単刀直入に指摘するさま。「相手の考えを—(と)言い当てる」
ズバルトノツ‐の‐こだいいせき【ズバルトノツの古代遺跡】
《Zvartnots》アルメニア中西部のトルコ国境近くに位置する遺跡。アルメニア正教の聖地エチミアジンの近郊にある。7世紀創建とされる壮大な聖堂があったが、アラブ人の攻撃や地震などによって破壊さ...