お‐ちゃづけ【御茶漬(け)】
「茶漬け」の美化語。
おちゃ‐どころ【御茶所】
1 「おちゃしょ」に同じ。 2 「茶店(ちゃみせ)」を店側からいう語。 3 茶の名産地。
おちゃ‐ない【落ちゃない】
《「(毛髪の)落ちはないか」という呼び声から》近世、髢(かもじ)の材料にするための抜け毛を買い集めた人。落ち買い。
お‐ちゃのこ【御茶の子】
1 「茶の子」の美化語。茶を飲むときにつまむ菓子など。 2 《1が腹にたまらないところから》たやすくできること。朝飯前(あさめしまえ)。「そんなことは—だ」
御茶(おちゃ)の子(こ)さいさい
《「さいさい」は囃子詞(はやしことば)》物事がたやすくできること。
お‐ちゃのま【御茶の間】
「茶の間」の美化語。
おちゃのみず【御茶の水】
東京都文京区湯島と千代田区神田駿河台の間を流れる神田川の掘り割り付近の称。ニコライ堂・湯島聖堂がある。江戸初期、この地にあった高林寺境内の湧き水を将軍のお茶用としたところからの名。 [補説]狂言...
おちゃのみず【御茶の水】
狂言。和泉流では「水汲(みずくみ)」。住持に頼まれて野中の清水をくみにいった娘を、新発意(しんぼち)が追って小歌で思いを語り、迎えにきた住持と争う。 [補説]地名別項。→御茶の水
おちゃのみず‐じょしだいがく【お茶の水女子大学】
東京都文京区大塚にある国立大学法人。御茶の水に設立された東京女子師範学校に始まり、東京女子高等師範学校などを経て、昭和24年(1949)に新制大学として発足。平成16年(2004)国立大学法人となる。
おちゃ‐ひき【御茶挽き】
「茶挽き2」に同じ。→御茶を挽(ひ)く