お‐ちょこ【御猪口】
1 「猪口(ちょこ)」の美化語。 2 開いた傘が風にあおられて、猪口の形に裏返しになること。「—になる」
お‐ちょぼ
1 《「ちょぼ」は小さい意》江戸時代、かわいらしい少女につけた名。また、かわいいおぼこ娘。 2 江戸後期、京都・大坂の揚屋・茶屋などで、遊女・芸者の供や呼び迎えなどをした15、6歳までの少女。
おちょぼ‐ぐち【おちょぼ口】
小さくかわいい口。小さくつぼめた口つき。おつぼぐち。
おちよ‐はんべえ【お千代半兵衛】
享保7年(1722)大坂で起こった八百屋半兵衛とその妻お千代の心中事件を題材にした浄瑠璃・歌舞伎などの通称。浄瑠璃「心中宵庚申」「心中二つ腹帯」など。
おちる【落ちる】
多岐川恭の短編小説。昭和33年(1958)刊行。同年、第40回直木賞受賞。
お・ちる【落ちる/堕ちる/墜ちる】
[動タ上一][文]お・つ[タ上二] 1 上から下へ自然に、また、急に移動する。 ㋐落下する。「谷底へ—・ちる」「涙が頰(ほお)を伝って—・ちる」「吊り橋が—・ちた」 ㋑雨・雪などが降る。「寒いと...
落(お)ちを取(と)・る
拍手喝采(かっさい)を受ける。「かみさまや女中たちが見物してぢゃが、一ばん—・る気はねえか」〈滑・膝栗毛・七〉
お‐ちんちん
1 陰茎をいう幼児語。おちんこ。 2 男女の仲のよいこと。ちんちんかもかも。「外の子共はてんでんにがつ(=色事)をこしらへて、とんだ—だが」〈洒・船頭深話〉