びろうげ‐の‐くるま【檳榔毛の車】
牛車(ぎっしゃ)の一。白く晒(さら)した檳榔の葉を細かく裂いて車の屋形をおおったもの。上皇・親王・大臣以下、四位以上の者、女官・高僧などが乗用した。びろうぐるま。びりょうのくるま。
ふとん‐むし【布団蒸(し)】
いたずらやこらしめのために、人を布団でおおったりくるんだりして、押さえつけること。
はなやにっき【花屋日記】
江戸後期の俳諧書。2巻。藁井文暁編。文化8年(1811)刊。最初「芭蕉翁反古文(ばしょうおうほごぶみ)」の書名であったが、天保年間(1830〜1844)の再版で現書名となった。芭蕉の門人の手記や...
へき‐るり【碧瑠璃】
1 青色の瑠璃。また、その色。「—の天」 2 青々と澄みとおった水や空のたとえ。「—をたたえた湖」
ひ【氷/冰】
1 水のこおったもの。こおり。「—を、物の蓋に置きて割るとて」〈源・蜻蛉〉 2 雹(ひょう)。「いとかく地の底とほるばかりの—降り」〈源・明石〉
トロール‐あみ【トロール網】
底引き網の一。三角形の袋網と両側の袖網(そであみ)とからなり、網口を広げるためのオッターボードまたはビームがついたものを、1隻あるいは2隻の機船で引く。
つくり‐やまぶし【作り山伏】
山伏の姿をよそおった、にせの山伏。「判官殿十二人の—となって、奥へおん下りのよし」〈謡・安宅〉
どうほう‐きょうかい【同胞教会】
《The Church of United Brethren in Christ》プロテスタントの一教派。ドイツの宣教師オッターバインらが、1789年ごろ、アメリカのペンシルベニアやメリーランド...
とうい‐じょう【糖衣錠】
外側を糖衣でおおった錠剤。
とうまる‐かご【唐丸籠】
1 唐丸1を入れて飼う、円筒形の竹籠。 2 《形が1に似るところから》江戸時代、罪人を護送するのに用いる、上を網でおおった竹駕籠(かご)。