おっ‐すが・う【追っ縋ふ】
[動ハ四]《「おいすがう」の音変化》追いすがる。「逃ぐる敵に—・うて」〈太平記・八〉
オッズ【odds】
競馬・競輪などで、当たった場合の配当を賭け金に対する倍率で表したもの。
おっ‐そ【越訴】
1 江戸時代、管轄の役所・役人を越えて上級の官司に提訴したこと。直訴(じきそ)・駆け込み訴えはこの類。 2 中世、敗訴人が裁判に誤りがあるとの理由で、上訴・再審請求をしたこと。
おっそ‐ぶぎょう【越訴奉行】
鎌倉幕府の職名。越訴2の受理・再審に当たった臨時の職。審理が始まると、引付(ひきつけ)奉行人の中から1、2名が選ばれ、頭人の指揮に従った。
オッソブーコ【(イタリア)ossobuco】
《子牛のすねの骨の意》イタリア料理の一種。骨ごと輪切りにした子牛のすね肉に小麦粉をまぶし、タマネギ・ニンジンなどとともに炒めて白ワイン・トマトなどと煮込んだもの。
おっ‐た・つ【押っ立つ】
[動タ五(四)]「立つ」を強めていう語。「耳の—・った犬」 [動タ下二]「おったてる」の文語形。
おっ‐たて【追っ立て】
《「おいたて」の音変化》 1 追い出すこと。「家主から—をくう」 2 流罪人を都から追放すること。
おったて‐じり【押っ立て尻】
《「おったて」は「おしたて」の音変化》今にも立ち上がりそうな、尻を浮かせた落ち着きのない座り方。「旦那は早や—をしかけた」〈上司・兵隊の宿〉
おったて‐の‐かんにん【追立の官人】
流罪に処せられた者を流刑地へ護送した役人。追立(おったて)の使(つかい)。
おっ‐た・てる【押っ立てる】
[動タ下一][文]おった・つ[タ下二]「立てる」を強めていう語。「屋上にアンテナを—・てる」