おとこ‐じまん【男自慢】
1 男が、自分の顔かたち、手腕などを自慢すること。「若い時には—であったかと思われるような」〈鴎外・金毘羅〉 2 女が、自分の夫や恋人を自慢すること。⇔女自慢。
おとこ‐じょたい【男所帯/男世帯】
男だけで暮らしている所帯。⇔女所帯。
おとこ・す【男す】
[動サ変] 1 男と交わる。夫をもつ。「—・したるけしきは見れど」〈落窪・一〉 2 男らしく振る舞う。「侍(さぶらひ)が何方(いづかた)にて、—・せんや」〈甲陽軍鑑・四七〉
おとこ‐ずき【男好き】
1 女の容姿・気質などが男の好みに合うこと。「—のする顔」⇔女好き。 2 女が、男との情事を好むこと。また、そのような女。
おとこたちのやまと【男たちの大和】
辺見じゅんによるルポルタージュ。昭和58年(1983)、上下2冊を刊行。旧日本海軍の戦艦「大和」の乗組員100名以上に取材し、その起工から沈没までの軌跡を明らかにする。第3回新田次郎文学賞受賞。...
おとこ‐だて【男伊達/男達】
男としての面目が立つように振る舞うこと。強きをくじき、弱きを助け、命を捨てても信義を重んじること。また、そういう人。侠客(きょうかく)。「頼まれて嫌とは言えぬ—」
おとこっ‐け【男っ気】
男のいるような気配、雰囲気。⇔女っ気(け)。
おとこっ‐ぷり【男っ振り】
「男振り」に同じ。⇔女っ振り。
おとこ‐づかい【男使ひ】
平安時代、平野神社・春日神社・大原野神社などの祭りに派遣された男の勅使。→女使ひ「はじめて平野祭に—たてし時」〈拾遺・賀・詞書〉
おとこ‐で【男手】
1 男の労力。また、男の働き手。「—だけで育てる」「—が欲しい」⇔女手。 2 男の書いた文字。男の筆跡。男文字。⇔女手。 3 《昔、男が多く用いたところから》漢字。真名(まな)。男文字。⇔女手。...