おに‐ごころ【鬼心】
鬼のように残忍な心。「何と云う恐ろしい—が」〈木下尚江・良人の自白〉
おに‐ごっこ【鬼ごっこ】
一人が鬼になって、他の者たちを追い回し、つかまった者が次の鬼となる子供の遊び。鬼事(おにごと)。鬼遊び。鬼渡し。
おに‐ごと【鬼事】
1 能・狂言で、鬼・鬼神などを主人公とするもの。鬼物(おにもの)。 2 「鬼ごっこ」に同じ。
オニサンティ‐きょうかい【オニサンティ教会】
《Chiesa di Ognissanti》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェにあるフランチェスコ修道会の教会。13世紀の創建。17世紀から18世紀にかけて改修されて、現在見られるバロ...
オニサンティのせいぼ【オニサンティの聖母】
《原題、(イタリア)Maestà di Ognissanti》⇒荘厳の聖母
おに‐ザラサ【鬼ザラサ】
節の多い太い綿糸で織った布に更紗(サラサ)模様を染めたもの。
お‐にし【お西】
西本願寺、または浄土真宗の本願寺派のこと。⇔お東(おひがし)。
おに・し【鬼し】
[形シク]《「おに」の形容詞化》鬼のように荒々しく残酷であるさま。「いと—・しう侍るさがなものを」〈源・夕霧〉
おに‐しばり【鬼縛】
ジンチョウゲ科の落葉低木。本州以西の山地に自生し、高さ約1メートル。葉は細長い。雌雄異株で、早春、黄緑色の花を開き、実は紅色。樹皮の繊維は強く、名は鬼をも縛れるというところから。夏に葉が落ちるの...
おに‐せんびき【鬼千匹】
《「小姑(こじゅうと)一人は鬼千匹にむかう」ということわざから》小姑のこと。