おはぐろ‐つぼ【御歯黒壺】
お歯黒の液を入れておく壺。
おはぐろ‐とんぼ【御歯黒蜻蛉】
ハグロトンボの別名。
おはぐろ‐どぶ【御歯黒溝】
《遊女たちが使ったお歯黒の汁を捨てたところからという》江戸新吉原遊郭を囲むみぞ。遊女の逃亡を防ぐために設けたもの。大どぶ。
おはぐろ‐ばな【御歯黒花】
ウマノスズクサの別名。
お‐はけ
祭りのとき、頭屋(とうや)の家の前に立てる標識。普通は、青竹の先に御幣や神符をつける。近畿から中国・北陸にかけて広く行われる。
お‐はこ【御箱/十八番】
《箱に入れて大切に保管する意》 1 得意の芸。得意とする物事。じゅうはちばん。「—を出す」 2 その人の、よくやる動作や口癖。「また—の小言が始まった」 [補説]市川家が得意の歌舞伎十八番の台本...
お‐はこび【御運び】
行くこと、来ることの意の尊敬語。「わざわざ—をいただきまして恐れ入ります」
おわさ・う【御座さふ】
[動ハ四]《「おわしあう」の音変化》 1 複数者の「ある」「居る」「行く」「来る」の尊敬語。(人々が)いらっしゃる。「この—・ふ人々に…聞かせたてまつらむ」〈大鏡・序〉 2 (補助動詞)(人々が...
おわそ・う【御座さふ】
[動ハ四]⇒おわさう
お‐はした【御半下/御端】
奥方や姫君に仕えて、雑用をする女。おすえ。はしため。「—は宮重(みやしげ)二本ひんまくり」〈柳多留拾遺・二〉