ひと‐か【人香】
人の移り香。人のにおい。「騒めく物音と共に若い—が立上った」〈森田草平・煤煙〉
ひし‐めき【犇めき】
ひしめくこと。また、その音。
ひ‐めくり【日捲り】
毎日1枚ずつはぎとっていく暦。日めくりのこよみ。
ひかる‐かみ【光る神】
雷。雷神。「鳴る神」に対して電光のほうを重くいう。「—鳴りはた少女携はり共にあらむと」〈万・四二三六〉 [補説]一説に、雷がなりはためく意から、なりはた少女(おとめ)にかかる枕詞とする。
ひ‐ごよみ【日暦】
毎日1枚ずつはぎ取っていくカレンダー。日めくり。
ひ‐め・く
[動カ四]「ひひめく」に同じ。「南殿に鵼(ぬえ)の音(こゑ)して、一つの鳥—・き渡りたり」〈盛衰記・一〉
ひょろ・ける
[動カ下一]足もとがしっかりしないでよろめく。ひょろひょろする。「酔って—・ける」
ぱらぱら‐まんが【ぱらぱら漫画】
少しずつ異なる複数の絵を重ねて冊子などの形にしたもの。素早くめくることで、絵が動いているように見える。フリップブック。
ビンツ【Binz】
ドイツ北東部、メクレンブルク‐フォアポンメルン州のリューゲン島にある町。バルト海に面し、19世紀末より海岸保養地として整備され、当時多く建てられた白亜の邸宅が多く残る。
ひる‐がえ・る【翻る/飜る】
[動ラ五(四)] 1 反対の面が出る。さっと裏返しになる。「裾が—・る」 2 態度・説などが、急に変わって反対になる。「評決が—・る」 3 風になびいて揺れ動く。ひらめく。「鯉幟(こいのぼり)が...